ほったらかし投資術 ブロガーさんが書いた少し残念な本※
こんなにハッキリ違いが出るもんなんですね・・
池上さんに続いて読んだせいか、粗さがまざまざと・・
残念ながら、私には合わない本でした
※あくまで個人的な意見ですので、お好きな方はスルーしてください
Amazonの評価などは高いので・・
文体はブログです
人寄せのようなフレーズが最後まで続きます
「現在、利益だけで高級車が何台も買える程度には増えています」
- 作者: 山崎元,水瀬ケンイチ
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2015/06/12
- メディア: 新書
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・・え?こういうのいります?
「すげー!」って思う人いますか
いきなりのセールストークに出だしから少し冷めてしまいました
「私が得た利益は、まさに市場の平均程度です」
そ、そうですか・・ 平均で高級車買えるんですね
突っ込みどころが多くて、途中から「無心」で読むことにしました
そうしてようやくやってきた、「個人がお金を運用する正しい手順」
待ってました!さて、ここはじっくり読むぞ・・
と、思ったらまさかの
「駆け足で、手短に説明しましょう」
えええーっ!?ここがメインじゃないの?
そして、、、本当に2ページほどに手短に済まされるという
か、解説と補足を・・
立て続けに
「お金の運用プロセスはエコポイントと比較すると分かりやすいと思います」
と、かなり分かりにくい例えが入り、そこで6ページほど使うという
いやいや、「運用手順」にページ使ってください
思いついた例えをどうしても書きたかったのでしょうか・・
縦書きで書かれている本書ですが、①②など番号振りが非常に多いです
しかも改行せずに文章の中に挟み込んでいるのでこれまた読みにくい
文章の後に補足する「カッコ」もかなり多用されています
カッコってプロの方もこんなに使うんですね
すごくわかりやすい突っ込みどころもひとつ
「近年証券会社が力を入れているファンドラップなどは最低最悪です」
と言い切るのはいいのですが、、、、 この文章はここで終わりです
理由や考察はありません
大まかには、リスク資産と無リスク資産に分けるという
手法を説明されているのですが、割合の決め方がまたすごい
「仮に65歳でリタイアして、95歳まで生きると想定
この間の月数は360
65歳の時点で360万持っているとしたら、年金に加えて毎月1万円支出できる」
この360を目安にリスク資産を決めてしまおう
・・・ってマジですか、65歳時点のイメージできる人いますかね
読み間違えているのかな、全く入ってこない
わざわざ未来を軸においてイメージさせなくても・・
そして、この考え方で
読者はすっきりとリスク資産の金額が決まったうえで話が続く
ようやくやってきた「投資信託基本のき」
やった!基本教えてください!そのために買った本です
・・・だめだ 解説なしの専門用語とカッコと多すぎる太字
接続詞でつないだ長文が読みにくくて初心者はまったく入ってこない
なんとか、まとめまでがんばろう・・・
◆商品選択のポイントのまとめ
ここはなんと、まとめなのにすべての項目にカッコや補足が散乱していて、
むしろまとめになっていない・・
自分で買った本ですが、初めて「流し読み」をしてしまいました
ああ、、もったいない、おかんに怒られる
一通り読みましたが、
「インデックスとDCとNISAはいいんだな」くらいしか入ってないので
また心が豊かな時に読み直します
きっと「うんうん」と思いながら読める方は違った感想を持つと思います
初心者で池上さんのような文体が好きな人は合わないかも
もう少し勉強してから読み直そう