ココロテン

心が弱くても生きていく10の方法。

駅へ向かうは笑顔の外人さんと肩を落とした私

私にとって幸せとは
「一生暮らせる安心感」

総資産はここ数か月の上げ下げで結局は停滞
いつになればこの歯車から抜け出せるのだろう・・
そんな駅へ向かう月曜の朝、初冬

そんな私を颯爽と抜き去る
ハーフパンツのビッグマン

2メートルはあろうかその外人さんは
私の2倍の歩幅と軽い足取りで
川を眺める横顔は自由と笑みが溢れていた

人生シャインしてていいですね・・


ふと強烈に走った違和感

こんな私でも旅行中は笑顔だった
あんな彼でも仕事中は辛いはず・・?

いや、彼は仕事中もいい笑顔をしているんじゃないか?
「一生暮らせる安心感」なんてなくても


今すぐ5億もらえる事と
今もこれからもずっと心が自由であること

これは等しい価値がある?


ま、まずい・・
いや、素晴らしいことなのか

自分を支えていた概念が崩れていきそう
いや、本当はどこかで知っていたのか

「江戸っ子は宵越しの金は持たぬ」
この言葉を初めて聞いた時の衝撃を思い出した
こういうことなのかな

道しるべを見失ってしまう
今は、ここまでにしておきます