ココロテン

心が弱くても生きていく10の方法。

ミュージアム 殺人を芸術にする漫画を読んでみて

事件に巻き込まれた人の半分以上は
心当たりや関連性が全くないって聞いたことがある・・
なんて世界に生きているんだココロテンですこわい

そんな恐ろしさを具体的に見せられた漫画
明日にも今日にでも、誰にでも当たってしまいそう
犯人の背景を知って、ある部分は理解してしまうだけ
本当に恐ろしい世界だなと感じます
納得はしていませんが

「親の痛みを知りましょうの刑」とか、親が望んでいるわけでもないし
冷蔵庫の話とか、美しさを求めるのは女性の特権じゃないですか


確か初めて見たのは、仕事帰りの疲れたコンビニ
ハンバーグのあたりで、こんなの見せるなよ!と
立ち読みしといて後悔とちょっと怒った記憶が・・

ただ、強烈に記憶に残っていて
「ミュージアム」というフレーズも心に引っ掛かりました
いつか漫画喫茶でゆっくり読みたいなと
それが叶った先日でした

改めて見直すと、思ったよりベタな展開で、
同期も最後の3つの選択もどこかで見たことある気がします


ただ、なんというか
上手く言えないのですが、フォントとかも関係しているのかな
「恐ろしさのパワー」がある気がします

あえてカエルの仮面を使うところや
ドアの後ろの展開
いろんなところにセンスを感じました

何より、これはまさに作者の思い通りだと思いますが
「妻の背中」にぐっときて涙ぐみました


あまり簡単におすすめできるものではありませんが
こういうジャンルに抵抗がない方は
ぜひ、この空気を共有してほしいです

ミュージアム(1) (ヤンマガKCスペシャル)

ミュージアム(1) (ヤンマガKCスペシャル)